第1工場跡地整備・運営事業では大気、騒音、振動の抑制、水質、土壌汚染、廃棄物の低減、資源循環、ダイオキシン類対策、アスベスト対策など環境負担の低減に努めて参ります。

環境保全対策Maintenance

工事期間中は下記の対策をすることにより
環境負担の低減に努めます

大気質

  • 掘削に伴い発生する土砂は、可能な限り敷地内で再利用し、周辺道路を走行する工事用車両の台数を低減します。
  • 工事用車両は点検・整備を実施し、良好な状態で使用することで、工事用車両から発生する排出ガスを適正に保ちます。
  • 工事用車両の走行に当たっては、関係法令を遵守し、アイドリングストップ及び空ぶかしを行わない等、運転手への教育・指導を実施します。
  • 工事用車両は関係法令の排出基準適合車を使用し、工事用車両から発生する大気汚染物質の削減に努めます。
  • 排ガス対策型建設機械を使用します。

騒音

  • 掘削に伴い発生する土砂は、可能な限り敷地内で再利用し、周辺道路を走行する工事用車両の台数を低減します。
  • 工事用車両は点検・整備を実施し、良好な状態で使用することで、工事用車両からの過剰な騒音の発生を防止します。
  • 工事用車両の走行に当たっては、関係法令を遵守し、アイドリングストップ及び空ぶかしを行わない等、運転手への教育・指導を実施します。
  • 低騒音型の建設機械を採用し、騒音の発生抑制に努めます。

振動

  • 掘削に伴い発生する土砂は、可能な限り敷地内で再利用し、周辺道路を走行する工事用車両の台数を低減します。
  • 工事用車両は点検・整備を実施し、良好な状態で使用することで、工事用車両からの過剰な振動の発生を防止します。
  • 工事用車両の走行に当たっては、関係法令を遵守し、アイドリングストップ及び空ぶかしを行わない等、運転手への教育・指導を実施します。
  • 低振動型の建設機械を採用し、振動の発生抑制に努めます。

水質

  • 掘削により発生する湧水等は、湧水の水質に応じた排水処理を実施し、関係法令に準じた水質に処理して排水します。
  • 処理水は定期的に計測し、処理状況を把握・管理します。

地下水質

  • 掘削の際は関係法令に準拠し、遮水性を有する構造物の設置、または掘削範囲内に設けた釜場から排水し地下水位を低下させ、帯水層に接しないように掘削します。
  • 準不透水層を貫通するような杭工事の際は、関係法令に準拠し、実施します。
  • 地下構造物のコンパクト化等を図り、掘削量を極力低減することで、汚染の拡散リスクの低減を図ります。

土壌汚染

  • 掘削の際は関係法令に準拠し、遮水性を有する構造物の設置、または掘削範囲内に設けた釜場から排水し地下水位を低下させ、帯水層に接しないように掘削します。
  • 地下構造物のコンパクト化等を図り、掘削量を極力低減することで、汚染の拡散リスクの低減を図ります。
  • 掘削土は、可能な限り敷地内で再利用し、仮置きの際は関係法令に準拠し、飛散防止・流出防止等の対策を実施します。
  • 準不透水層を貫通するような杭工事の際は、関係法令に準拠し、実施します。
  • 敷地境界には防塵ネット又は仮囲いを設置し、敷地外への飛散防止を図ります。
  • 施設構内道路下はアスファルト舗装、緑地下は表層を採石または購入土による覆土を実施します。
  • 粉塵の発生する作業では、定期的な散水を行い粉塵の飛散防止に努めます。
  • 工事用車両は、敷地内で車輪、車体に付着した土砂を洗車し退出させます。

廃棄物

  • 建設作業員等により発生する一般廃棄物は、分別徹底等を指導し、発生量の低減に努めます。
  • 解体及び建築工事に伴って発生する産業廃棄物は、産業廃棄物処理業者へ委託し、関係法令に基づき適正に処理・処分します。
  • 解体に伴って発生するダイオキシン類含有物及び廃石綿等は、産業廃棄物処理業者へ委託し、関係法令に基づき適正に処理・処分します。
  • 地下構造物のコンパクト化等を図り、掘削量を極力低減することで、建設発生土の発生抑制に努めます。

資源循環

  • 建設作業員等により発生する一般廃棄物の分別回収の徹底化を図り、再資源化を促進します。
  • 解体及び建築工事に伴って発生する産業廃棄物は、関係法令に基づき、リデュース・リユース・リサイクルを促進し、再資源化率の低い混合廃棄物の発生抑制に努めます。
  • 建設工事において、可能な限り再資源化された建設資材を使用します。
  • 廃プラスチック類は、再資源化処理業者へ委託を心掛け、廃プラスチック類の再資源化の向上に努めます。
  • 建設発生土は、埋戻土として可能な限り敷地内で再利用し、搬入土を抑制します。

焼却施設解体時のダイオキシン類対策

  • 開口部を密閉養生のうえ、集じん機にて負圧を維持することで粉塵の飛散防止に努めます。
  • 施設内の要所にエアシャワー室を設け、粉塵の飛散防止に努めます。
  • 解体作業中は、空気中の粉塵量を測定し、作業環境の安全を確認します。
  • 解体作業中は、適正保護具を着用し作業員の曝露を防止します。

建物等解体時のアスベスト対策

  • 飛散レベルに応じた密閉方法・保護具を選定し、専用工具にて安全に除去します。
  • 養生シートで密閉したうえで、集じん機にて負圧を維持することでアスベストの飛散防止に努めます。
  • アスベスト解体作業中は、飛散防止剤を散布しアスベストの飛散防止に努めます。
  • アスベスト解体作業中は、適正保護具を着用し作業員の曝露を防止します。
  • 施設内の要所にエアシャワー室を設け、アスベストの飛散防止に努めます。
  • アスベスト部分を湿潤・密閉し専用工具にて除去します。

工事工程表

工事状況写真